ストレートペアとクロスペア①
米国のドル、日本の円、そして欧州のユーロ。
この3つは世界3大通貨と呼ばれ、毎日莫大な量の通貨が取引されている。
結局は経済規模が大きい国の通貨はそれだけ流通量が多いということでこの3つが3大通貨と呼ばれているわけである。
外国為替市場でドルを介した通貨ペアのことをストレートペアという。
ドル円やユーロドル、ポンドドルなどがそうである。
自国の通貨とドルを直接交換するレートが最も重要な指標であるため、ほとんどの国の経済ニュースではストレートペアのレートを報道する。
それに対し、円とオーストラリアドルなどのようにドルを介さない通過ペアのことをクロスペアという。
ストレートペアとクロスペア②
では、なぜクロスと呼ばれるのかご説明する。
例えば円とオーストラリアドルを交換する通貨ペアのことを豪ドル円という。
実際に取引が行われているインターバンク市場で日本円と豪ドルを直接取引しているのかというと、流通量の都合もあってそれはない。
一般的には、円をまずドルに換えて、そのドルを豪ドルに換える。
結局、間に米国ドルが介在することになり、ストレートペアが2つ重なって出来た合成通貨ペアというわけでクロスペアと言われる。
それだけ外国為替相場においてドルの存在というのは大きいということですね。
ニュースで円高や円安と言われるのは単に円が上下しているという意味ではなく、ドルに対して上がったのか下がったのかという意味である。
これは日本だけでなく世界中の通貨がドルに対して高いのか安いのかということで自国の通貨価値を判定している。
