スワップ狙いのトレードの例①
外国為替相場にはスワップ金利というものがある。
日本の金利が低い状態である以上、スワップ金利を狙ったトレード手法は非常に有効である。
ドル円、ユーロ円、豪ドル円、ポンド円、NZドル円、加ドル円などについては、1万通貨買い、それを保有していることによって得られる毎日の金利(スワップ金利)は100円以上になる。
本来は通貨ペアごとに互いの国の金利を相殺してその差額を金利の高い国から低い国に支払う仕組みになっているのであるが、日本は非常に低い金利なので、外国の金利がほぼそのままスワップ金利として入ってくる状態になっているのである。
スワップ狙いのトレードの例②
<スワップ狙いのトレードの例>
豪ドルの場合で、レートを90円、スワップ金利を150円と仮定する。
豪ドルを1万ドル保有するのには、90万円が必要になるが、FXにはレバレッジという仕組みがあるので一部の証拠金で保有することが出来る。
レバレッジ10倍として、9万円で1万豪ドルを買ったとする。
翌日から毎日150円のスワップ金利が入ってくる計算になる。
スワップ金利は各国の金利動向によって変動するので、将来ずっと150円が入ってくる保証はどこにもないが、オーストラリアと日本の経済情勢に大きな変化がない限りはスワップ金利も同程度が継続することになる。
例えば、1年365日保有したとすると、
150円 × 365 = 54,750円
(買いスワップを150円として、それが1年間変化しないと仮定した場合)
9万円の投資で年間5.5万円弱の金利収入があることになる。
その金利は、約60%にもなる。
これがスワップ狙いのトレード手法である。
FXでは、毎日トレードしなくてもスワップ金利で安定して利益を出すことが出来る。
しかし、スワップの数値が1年間変化しないことや、豪ドルそのものの価値が変動することによる為替差益や為替差損を考慮していない計算なので、実際のトレードではその点は注意が必要である。
