高金利のオセアニア通貨①
外国為替相場で高金利通貨として知られているのは、英国ポンド、オーストラリアドル(豪ドル)、ニュージーランドドル(NZドル)である。
オーストラリアドル(豪ドル)、ニュージーランドドル(NZドル)は、どちらもオセアニア諸国の通貨なので、この2つの通貨は総称してオセアニア通貨と呼ばれる。
オセアニアの両国は先進国として政治的、社会的にも安定した国である。
経済規模はそれほど大きくないのだが、国が安定していることが通貨にも反映していて値動きも比較的安定している。
そんな安心感もあって、日本でも投資対象として人気の高い国となっている。
高金利のオセアニア通貨②
また、オーストラリ、ニュージーランドは資源産出国としても知られている。
世界は資源高の傾向が続いており、これらの価格上昇の恩恵を受けて両国の経済は非常に良好である。
そんな経済情勢を反映して金利が高く、そのことが世界からの投資を呼び込む要因にもなっている。
自国の通貨が高くなるということは、外国に対して輸出を行う際に商品の価格が上がってしまうので、自国経済の競争力をそぐことになるため、行き過ぎた自国の通貨高には中央銀行も懸念を示すことがある。
RBNZ(ニュージーランドの中央銀行)も過去に市場介入を行っている。
介入の内容は自国の通貨を売ってドル、円を買うことでNZドルの価格を下げようというものである。
資源や農産物を主な輸出品目としているオセアニア両国にとって、世界の資源高や商品の高止まりという追い風が止まない限りは高金利が維持されるため、通貨高も続く可能性が高いと思われる。
